遊戯王のリリースとは?「墓地に送る」「破壊」とは違うリリースの効果

遊戯王

遊戯王のリリースてなんか謎にいきなり墓地に叩き込まれる謎の効果って感じ。壊獣にラーバにラーがやってくるやつ。

というか僕がメインで使っている植物族の「六花」がめっぽう使って来る奴。使うとすげぇいい!!けど厄介極まりないと思う。なので今日はその効果(?)を詳しく解説します。

遊戯王の「リリース」を知るには「アドバンス召喚」を知ることわかりやすい

まずリリースの条件はすべてのデッキで存在します。「アドバンス召喚」です。LV5以上のモンスターを召喚するときに一枚リリース、7以上なら2枚リリースですね。

アドバンス召喚をするときに行われるのでどんなデッキでもリリースを行うことができます。リリースとアドバンス召喚という名前は身近でしたね!ですが昔は違いました。

原作遊戯王では「生贄にささげて召喚」でした。つまりリリースとは「生贄に捧げる」という「コスト」のことを言います。

あぁ、六花って生贄バクバクいきまくるヤバイ植物かと・・・いやいやそんなことありません。

植物とはサイクルが存在し枯れた植物や動物などが堆肥になりその栄養をもとに成長するのですですから自然(植物界)の摂理にそっているだけプレデターを超える植物ってわけじゃあないですよ。

生贄召喚ってのが、少年少女には少しばかりエグイ単語だと批判でも浴びたのかわかりません、もしくは儀式召喚とごっちゃになったからかもしれません。

とにかく「リリース」とは「生贄」のことを指します。

リリースと破壊と墓地に送るは違う?

遊戯王は日本語の言い回しの研究になるくらい厄介なゲームです。「墓地に送る」という効果がある為「墓地に送る」と明記できません。ここでは「墓地行」と表現します。

「破壊」

破壊はシンプルでわかりやすいです、マスターデュエルにおいては、カードが砕け散る演出がある為より分かりやすい。「破壊されない」などの効果もわかりやすいですね。破壊されると墓地行です。モンスターだろうが魔法だろうが破壊されたら墓地行です。攻撃されたらもちろん破壊されます。「激流葬」など

「効果によって破壊されない」効果破壊耐性と、「戦闘によって破壊されない」、戦闘破壊耐性があり破壊耐性と一口にいっても2種類のパターンがあります。

「墓地に送る」

破壊にかなり似ていますが、破壊ではないため破壊耐性持ちの効果とは別になります。多くの場合はデッキや手札から直接墓地行の効果をさします。フィールド上にある場合のモンスターや魔法に対して行う場合は自分フィールドに対して行うことが多く、「墓地に送られたと場合」という効果が多いのでそちらを使うために墓地に送ることがほとんどです。

「効果の対象にならない」などの耐性持ちは墓地に送ることができなくなります。

代表カードは「おろかな埋葬」

「リリース」の効果は?

「破壊」や「墓地に送る」効果とはタイミングが違います。「破壊」は「効果によって破壊」されます。墓地に送るのも「墓地に送る効果」です。リリースは効果を発動するための生贄と考えてください。

破壊・墓地に送る
1,効果発動 > 2,破壊・墓地送り

リリース
1,リリース(生贄に捧げ) > 2,効果発動

の順番になります。

つまり効果を無効にする効果などの妨害を立てたとしても、効果は発動前にリリースされることになるため、アポローサなどのモンスター効果を使って発動を止めるモンスターを妨害として立てても先にリリースされるため効果発動ができずに墓地行になります。

これがリリースです。「効果」ではなく、効果を発動するための「生贄(コスト)」なので効果の対象にならない効果を持っているモンスターでも容赦なく墓地行になります。

稀に「リリースできない」という効果を持っているカードもあります。これはリリースできません。多くの場合は生贄召喚の対象が限定されているモンスターだったりします。「ラーの使徒」などがそれにあたります。

「二ビル」の特殊召喚を止めることはできても「壊獣」の特殊召喚を止められない理由

効果によってリリースするというモンスターもあります。二ビルなどが代表で相手のメインフェーズ中に召喚・特殊召喚を5回以上すると発動条件が整います。これが発動条件になり、二ビルは効果によって相手をリリースして特殊召喚されます。そのため効果無効のモンスター効果を受ける形になります。

六花精ティアドロップなども同じで効果を発動して相手モンスターをリリースします。この場合は、エクシーズ一枚を使って発動、リリースするの順番になるため効果を無効にする効果を使われた場合は止められます。

「壊獣」の特殊召喚を止められないのは、相手をリリースして特殊召喚という順番が逆だからです。六花モンスターたちは、自分の植物族モンスターをリリースして発動の効果がおおいのですが、これをフィールド魔法の効果で、相手モンスターも対象にできる状態にしています。これが強いというわけです。

リリース効果まとめ

  • リリースは、「生贄・素材」のこと
  • アドバンス召喚など召喚のための素材にするのが「リリース」
  • 効果によってリリースする効果は止められる「二ビル」など
  • リリースすることで発動する効果は止められない「壊獣」など
  • リリースできない効果持ちはリリースできない。テーマ専属のことが多い「ラーの使徒」など
タイトルとURLをコピーしました